ピサ留学日記⑥
Ciao!!
ピサ大学に留学させていただいております柴田です。
イタリアはサマータイムが終わり、日本との時差が8時間に戻りました。今の時代は携帯が勝手に時間を調整してくれるので、本当に便利ですね。
今回は大変だったイタリアでの手続きに関して報告したいと思います。
イタリアでは日本の医師免許が使用できますが、その手続きはとても大変でした。。。
日本での証明書を英語訳して、アポスティーユもしくは公印確認を取得しなければなりません。
イタリア大使館や外務省、警察など、書類を取得するためいろいろ行きました。
専門の業者もあるので、そちらを雇うのが得策でした。。。
書類がなかなか揃わず、渡航予定が大幅に遅れましたが、12月にやっと書類が整い出国しました✈️
次の関門がイタリアでの滞在許可証の取得です。
イタリアに3ヶ月以上滞在する場合には滞在許可証が必須です。
まずはKITという封筒を郵便局でもらいます。 
こちらはすべてイタリア語ですが、web上でかなり詳しく書き方が書いてあるので、それに従い記載していきます。
記載していざ郵便局に提出に行くと、「金額を教えろ」といわれました。
提出する州や内容によって金額が変わるとのこと🧐
郵便局の人に聞いても、それはわからないから教えられないと跳ね除けられる始末。
なんとかwebで調べ、確証はないのですが、それらしき数字を書いて再度訪問しました。
前回と違う担当者だったのですが、一瞥しただけで受領してくれました。
内容を確認しているのか不安でしたが、ミスがある場合には後々の手続きの時に指摘されるという情報もあったので、とりあえず提出ができました。
そして予約された面接日はなんと6月下旬!!
半年以上も待たされることになりました。。。
この面接の予約日時を示した書類があれば、イタリアでの滞在やEU内の他国への移動はできるとのことですが、さまざまなトラブルがあったという投稿もあり、不確実です。
実際の面接は比較的スムーズにいきましたが、翌日にまた来いと言われました。
翌日に行ってみると同じ建物の向かいの部屋で指紋を取るだけ。。。
昨日やってくれよ😅
「できたら連絡するよ」と言われ、待ち続けていますが4ヶ月を過ぎた今でも連絡は何もありません。
HPでも進行状況を確認できるのですが、まだ準備中です。
イタリアの公的手続きは非常に遅いです!!
おそらく帰国までに取得はできないでしょう。。。
郵便局の対応も大変でした。
教授のご厚意で日本から差し入れを送っていただきました。
小包の状況はweb上で確認でき、さらにそちらに私の現地での電話番号、メールアドレスなどを追記しました。
届く一歩手前で1週間程度留まっていたので、郵便局に問い合わせに行きました。
Webの画面を見せて、今の状況を聞きましたが、「今は担当者がいないから明日来い」と言われ、翌日行くと「待つしかない」と言われました。
それでも届かないため、後日改めて郵便局にいきましたが、同じ対応でした。
このやりとりを数回繰り返しましたが、いつまで経っても届かない。。。連絡も来ない。。。
そしたら今度は、web上で「荷物が日本に向けて返送された」という画面に変わりました!!
すぐに郵便局に行くと
「これは返送されているからもうどうしようもない」
「念の為この番号に電話してみろ。ただし英語は通じないからな」
と言われる始末😱😱😱
(あんたが電話してくれよ)と思いながら、友人に頼んで電話してもらうと、
「なんでもっと早くここに電話しなかったんだ!もう返送されたから受け取れないよ」

せっかく送っていただいた荷物を受け取れませんでした。
申し訳ございません。。。
その後も4ヶ月以上もイタリアで滞ったままで、まだ日本に返送されていません。。。
私が学んだイタリアでの教訓。
大事な手続きにはイタリア語が必須!!
担当者によって対応や言うことが違う!!
サポートしてくれたイタリア在住の日本人の方にも同じような経験があったと言われました。
やはり日本は素晴らしい国だと再認識しました。
今回はあまり写真が載せられず、少しつまらない内容だったかもしれないので、
最後にイタリアのスーパーマーケットで見つけた写真を紹介します。
このようなものでも日本語をみると少し安心しました。

いよいよ帰国の日も近づいてきました。
また日本で一緒に働ける日を楽しみにしています!
ではまた次回。
Arrivederci!!
						
					