ドクターの日常 一覧

白神美織先生のagriculture活動報告

2025年11月18日
ドクターの日常

Kia Ora!! 医局員の白神です。

現在、ワーキングホリデービザを利用してニュージーランドへ渡航し、約9ヶ月の滞在を予定して います。

目的は、英語のブラッシュアップと、医学以外の世界を知ることです。

2025年5月に渡航してから早くも半年が経ちました。

この間に経験したこと、感じたことを「医局員の独り言」として書かせていただきたいと思いま す。

 

今回の内容は主に

①ニュージーランドの基本情報

②酪農のお仕事

③WWOOFでのファームステイ

④Kiwi女性の圧倒的パワフルさ

についてです。

 

◆ニュージーランドという国◆ ニュージーランドと聞いて「キウイ? 羊? ラグビー?」とぼんやりしたイメージを持つ方も多い かもしれません。実は私も渡航前は「オーストラリアの隣のもう一つの国」というくらいの認識 でした。国土の約80%が無人地帯で、自然が非常に豊かな国です。

「Kiwi」という言葉は、我々日本人にはまずフルーツ🥝 を連想しますが、実は 3つの意味 があり ます。

①フルーツのキウイ

②ニュージーランドの国鳥 “Kiwi” ̶ 夜行性で、天敵が少ない環境のため飛べなくなった鳥です

③ニュージーランド人そのもの(親しみを込めた呼称)̶ “He is Kiwi.” のように使います。(写真❶) 

地形は大きく北島と南島に分かれ、大きさは北海道+本州くらい。

なんとなく形も似ているような、、?(写真❷)

人口は約500万人で、そのうち約200万人が最大都市オークランドに集中しています。 北海道と札幌の人口と比べても規模感が似ており、自然環境もどことなく北海道と重なります。

また、ニュージーランドといえば先住民族であるMāori(マオリ)の存在です。 人口の約1/5を占めており、日常の挨拶から地名、学校教育までマオリ文化は国の大切なアイデン ティティとして根付いています。 冒頭の”Kia Ora”はMāori語で「こんにちは」「ありがとう」「元気?」など温かい気持ちがこもっ た万能の挨拶です。 余談ですが、私の名前も“Maori”。 両親曰く直接的な関係はないそうですが、いつかは来る運命だった、と密かに感じています。 そしてKiwiに自己紹介する際には100%ウケます。 ある人に“Hi I’m Maori”と自己紹介したら、“Oh me too”って帰ってきました。 Kia Ora。

オークランドに到着後は語学学校に1ヶ月通いながら、仕事探しと車の購入など生活基盤を整えて いきました。驚いたことに、青木教授のご友人である Chani さんがオークランド在住とのことで ご紹介いただき、ご自宅にも招待してくださいました。 初めて食べたスリランカ料理はどれもスパイスが効いていて絶品でした。 そして、最初にお会いした際に “I can be your mother.” と言われた時の安心感は、今でも忘れ られません!(写真❸) 

◆南島での酪農生活(Milking & Calving)◆ 私はスノーボードが趣味なので、冬の期間は南島に滞在することにしました。

最初の仕事は一番やってみたかった、酪農。

ニュージーランドの酪農は完全放牧型で、牛たちは広大な牧草地を歩いて草を食べながら生活し ます。

主な仕事内容は搾乳(milking)と子牛の世話(calving)の二つです。

働いてみて初めて知ったことですが、乳量を安定させるため、乳牛は定期的な出産が必要です。そ のため全国の牛は8~10月の春に一斉に出産するよう管理されており、私がいた規模1000頭の牧 場では毎年約800頭の子牛が生まれます。この「子牛シーズン」に向けた短期雇用が数多く出てい ました。どちらの作業も予想以上に体力勝負です。

Milkingについて。

1日2回、50頭収容の巨大ロータリーに牛が自ら入ってきて(トレーニング済み)、アシスタント である私たちが搾乳カップを付けます。作業が終わると牛は自分で元の場所に帰っていきます。優 秀です。

朝は5時開始。放牧地の牛をバイクで集め、搾乳し、搾乳小屋を清掃するまでが1セット。それを 1日2回行います。毎日ヘトヘトでした。搾乳カップは自動ですが、装着は手動。若い牛は嫌がる ので蹴られることもあり、さらに時々“上からの落下物”があるので油断禁物です。

清掃用のホースも消防隊レベルの水圧で、前に体重をかけないと吹き飛ばされそうになります。と にかく全てがパワー勝負でした。(写真❹)

Calving(子牛の世話)について。

生まれたての子牛を牧場から集めて子牛小屋に移動させるところから始まります。牛は生後すぐ 歩けますが、長距離はトラクターで運ぶ必要があり、平均20kgあるため非常に重労働でした。

子牛たちは母親の初乳を飲みますが、生後1~2日は飲み方が分からないため、哺乳を教えるのも 私たちの仕事です。

1頭あたり約5Lのミルクを飲むため、ミルクトラックで補充しながら給餌します。おそらく1日1 トン以上は使っていたと思います。

大規模で全てが重く、フィジカルの弱さを痛感しました。

体調管理も重要で、大きくなった子牛には全頭ペニシリン入りミルクを予防的に与え、元気のな い子には抗生剤注射や温かいミルクでケアしていました。(写真❺) 

牧場内に宿舎があったのですが、何より嬉しかったのは牛肉食べ放題だったことです。 冷凍庫にはステーキ、ひき肉、ロースト用まで色々揃っていて、食には全く困りませんでした。

◆WWOOFでのファームステイ◆

私が挑戦したのは WWOOF(World Wide Opportunities On Organic Farms) という仕組み です。

WWOOFは政府に認められたボランティア滞在制度で、農場や家庭の作業を手伝う代わりに宿と 食事を提供してもらえる、いわば「住み込みファームステイ」のようなものです。ホストと生活を 共にするため、まるで家族の一員になったような体験ができます。

最初に滞在したのは、Christchurch近郊の小さな湾沿いの集落 Purau。 海を見下ろす高台に建つ家で、ドイツ人の老夫婦が犬1匹、馬2頭、羊数十頭と暮らしていまし た。敷地はとにかく広大で、日々の仕事は山道の整備(雨水を逃がすドレナージ作り)、固有種 の植林、庭の階段作り、羊の餌やりなど、自然に触れる作業が中心でした。

滞在した時期はちょうど羊の出産シーズンで、かわいい子羊に癒される一方、死産にも立ち会い ました。頭が出たまま出産が停止し、母羊も諦めてしまったようで、そのまま群れと走っている 状態に…。ホストと一緒に羊を追い込み、子羊を引き出す作業を手伝いました。獣医も来てくれ ましたが、母羊も長くは持たないだろうとのこと。翌日には群れから離れて静かに息を引き取っ ていました。ホストいわく「毎年1回あるかないか」。命の重さについて考えさせられる出来事で した。 

空き時間には馬に乗り、近くの山を散歩するのが日課に。帰りは近所のファームの敷地を横切っ て帰るという、地元の人ならではの特別なルートでした。その途中には、小川をジャンプして越 えるコースもあり、ホストファザーは平然と進むものの、私は内心パニック。でも、8年前に吉田 時代の馬術部で少しだけ乗っていた経験がまさかここで活きるとは…! 馬も次第に心を開いてく れ、嬉しかったです。 また、日本食を作ってほしいとリクエストを受け、生まれて初めて寿司を握りました。皮付きの サーモンを渡され、剥がし方もよくわからず完全に我流。不恰好でしたが喜んでもらえたので良 しとしました。 さらに手巻き寿司のレクチャーも行ったところ、ホストファザーは「握りをそのまま手巻きに包 む」という斬新なアレンジを披露し、全員で大笑い。文化交流の醍醐味を感じました。

◆パワフルなKiwi女性◆

最後に。ニュージーランドに暮らしていて、ふとした瞬間に「Kiwiの女性のパワフルさ」を感じる ことがあります。

街を走る車のハンドルを握っているのは、なんとなく女性率が高い気がします(完全に主観)。

酪農の現場では、1.5トンのミルクキャリーを本来なら機械で持ち上げるところを、自分の腕力で 持ち上げて車に接続する女性にも出会いました。その彼女は、私が仕事でヘトヘトになっている 横で「休日は山を走るトレイルランの大会に出るの」と軽やかに話していて、あまりのタフさに 驚かされました。

WWOOFのホストマザー(70代前半)は、真冬の海で毎朝スイミング。しかもそれは町全体で行 われている“普通の習慣”で、お年寄りのみなさんが当たり前のようにこなしている生活だそうで す。

さらに街中では、ベビーカーを押しながらランニングをしている母親の姿をよく見かけます。

こうして振り返ると、Kiwi女性たちは本当にパワフルで、たくましく、自然体で、しかも楽しそう に生きています。見ているだけでこちらまで元気をもらえるようで、気づけば私の憧れ、そして目 標になっていました。

 

おわりに

現在は北島に戻り、キウイやアボカドのファームで働いています。残り約3ヶ月、来週にはキャン パーバンを手に入れ、再び南島へ渡ってWWOOFやチェリーの仕事に挑戦する予定です。 今しかできない経験と新しい発見を大切にしながら、「強いKiwiの女」を目指して自分磨きを続 けていきたいと思います。

 

最後に、このような一年間を快諾してくださった青木教授をはじめ、温かく送り出してくださっ た消化器・一般外科チームの皆様に心より感謝申し上げます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました! 

剣研会レポート

2025年11月16日
ドクターの日常 イベント

初めまして。

入局2年目 専攻医の内田泰誠と申します。

 

今回は、先日開催されました「助教の先生と教授との懇親会」、通称 剣研会 についてご報告いたします。

この会は、私たち若手医師や助教の想い・意見を直接教授にお伝えし、交流を深める貴重な場として、毎年 青木武士教授 により主催いただいております。

今年は タントタント ザ ガーデンズ五反田 にて開催され、美味しい料理とお酒を囲みながら、和やかな雰囲気の中でそれぞれの想いを語り合いました。

 

教授には、私たち若手一人ひとりの今の思いや将来像に真摯に耳を傾けていただき、日々の学びや成長への励ましを頂戴しました。

篠原先生は、先日お生まれになった娘様とご一緒にご参加。
現在、戸塚共立第一病院でご活躍中の内田祐介先生も、満面の笑顔を見せてくださいました。
多くの先生方が集い、賑やかで温かい雰囲気に包まれました。
二次会では歌やダンスも飛び出し、大盛況のうちに幕を閉じました。
このような場を設けてくださる青木教授のご厚意に、心より感謝申し上げます。

 

医局選びに迷われている方も、ぜひ一度当医局の温かい雰囲気を感じにお越しください。
見学を心よりお待ちしております。

ピサ留学日記⑥

2025年11月2日
留学日記 ドクターの日常

Ciao!!

ピサ大学に留学させていただいております柴田です。

 

イタリアはサマータイムが終わり、日本との時差が8時間に戻りました。今の時代は携帯が勝手に時間を調整してくれるので、本当に便利ですね。

 

今回は大変だったイタリアでの手続きに関して報告したいと思います。

 

イタリアでは日本の医師免許が使用できますが、その手続きはとても大変でした。。。

日本での証明書を英語訳して、アポスティーユもしくは公印確認を取得しなければなりません。

イタリア大使館や外務省、警察など、書類を取得するためいろいろ行きました。

専門の業者もあるので、そちらを雇うのが得策でした。。。

 

書類がなかなか揃わず、渡航予定が大幅に遅れましたが、12月にやっと書類が整い出国しました✈️

 

次の関門がイタリアでの滞在許可証の取得です。

イタリアに3ヶ月以上滞在する場合には滞在許可証が必須です。

まずはKITという封筒を郵便局でもらいます。

こちらはすべてイタリア語ですが、web上でかなり詳しく書き方が書いてあるので、それに従い記載していきます。

 

記載していざ郵便局に提出に行くと、「金額を教えろ」といわれました。

提出する州や内容によって金額が変わるとのこと🧐

郵便局の人に聞いても、それはわからないから教えられないと跳ね除けられる始末。

 

なんとかwebで調べ、確証はないのですが、それらしき数字を書いて再度訪問しました。

 

前回と違う担当者だったのですが、一瞥しただけで受領してくれました。

内容を確認しているのか不安でしたが、ミスがある場合には後々の手続きの時に指摘されるという情報もあったので、とりあえず提出ができました。

そして予約された面接日はなんと6月下旬!!

 

半年以上も待たされることになりました。。。

この面接の予約日時を示した書類があれば、イタリアでの滞在やEU内の他国への移動はできるとのことですが、さまざまなトラブルがあったという投稿もあり、不確実です。

 

実際の面接は比較的スムーズにいきましたが、翌日にまた来いと言われました。

翌日に行ってみると同じ建物の向かいの部屋で指紋を取るだけ。。。

昨日やってくれよ😅

 

「できたら連絡するよ」と言われ、待ち続けていますが4ヶ月を過ぎた今でも連絡は何もありません。

HPでも進行状況を確認できるのですが、まだ準備中です。

 

イタリアの公的手続きは非常に遅いです!!

おそらく帰国までに取得はできないでしょう。。。

 

郵便局の対応も大変でした。

教授のご厚意で日本から差し入れを送っていただきました。

小包の状況はweb上で確認でき、さらにそちらに私の現地での電話番号、メールアドレスなどを追記しました。

 

届く一歩手前で1週間程度留まっていたので、郵便局に問い合わせに行きました。

Webの画面を見せて、今の状況を聞きましたが、「今は担当者がいないから明日来い」と言われ、翌日行くと「待つしかない」と言われました。

 

それでも届かないため、後日改めて郵便局にいきましたが、同じ対応でした。

このやりとりを数回繰り返しましたが、いつまで経っても届かない。。。連絡も来ない。。。

 

そしたら今度は、web上で「荷物が日本に向けて返送された」という画面に変わりました!!

すぐに郵便局に行くと

「これは返送されているからもうどうしようもない」

「念の為この番号に電話してみろ。ただし英語は通じないからな」

と言われる始末😱😱😱

 

(あんたが電話してくれよ)と思いながら、友人に頼んで電話してもらうと、

「なんでもっと早くここに電話しなかったんだ!もう返送されたから受け取れないよ」

 

なんで最初からこの番号を教えてくれないんだ!!!

せっかく送っていただいた荷物を受け取れませんでした。

申し訳ございません。。。

 

その後も4ヶ月以上もイタリアで滞ったままで、まだ日本に返送されていません。。。

私が学んだイタリアでの教訓。

大事な手続きにはイタリア語が必須!!

担当者によって対応や言うことが違う!!

サポートしてくれたイタリア在住の日本人の方にも同じような経験があったと言われました。

やはり日本は素晴らしい国だと再認識しました。

今回はあまり写真が載せられず、少しつまらない内容だったかもしれないので、

最後にイタリアのスーパーマーケットで見つけた写真を紹介します。

このようなものでも日本語をみると少し安心しました。

いよいよ帰国の日も近づいてきました。

また日本で一緒に働ける日を楽しみにしています!

 

ではまた次回。

Arrivederci!!

ピサ留学日記⑤

2025年10月2日
留学日記 ドクターの日常

Ciao!!

ピサ大学に留学させていただいております柴田です。

イタリアの夏に関して今日は書きたいと思います。

イタリアの夏は日差しが強いですが、湿度は低いため日陰ではひんやりします。

それでも日差しが強烈なので日焼け止めと水分摂取は必須です!!

気を抜くとこんな感じになります笑

暑い時に食べたくなるのはやはりジェラートですね!

イタリアではあちこちにジェラート屋さんがありますが、おそらく最も有名なお店のひとつがこちらです。

トスカーナのSan Gimignanoという街にあるジェラート屋さんで、ジェラートの世界大会で複数回優勝しており、イタリアの「人間国宝」にも認定されているみたいです。

大人気のため行列ですが、回転が早いので割と早めに購入できます。

ちなみにこのSan Gimignanoという街は、「塔の町」とも知られ、現在でも14本の塔が残っております。

中世イタリアの都市がそのまま残っており、もちろん世界遺産に認定されています。

夏はイタリアでも観光シーズンです。

観光大国イタリアですので、世界各地からイタリアに旅行客がきます。

日本からも母が遊びに来てくれました。

ピサの街とドロミテ渓谷に行ってきました。

ドロミテ渓谷はイタリア北部に広がるアルプス山脈の一部で、石灰岩の山々が連なるとても美しい場所です。

あいにくの天気でしたがとても素晴らしい体験ができました。

イタリアは文化的なものだけでなく、このような大自然も味わえるとても素晴らしい国だと改めて感じました。

また当教室の和田先生もイタリアにきてくれました。

子供二人、下の子は0歳児という大変な状況の中、奥様と一緒に日本から遊びに来てくれました。

ピサの斜塔、ガリレオガリレイの銅像はもちろん、病院にも遊びに来てくれました。

ピサの子供向けショップやスーパーマケットなどにもご案内しました。

夜も豪華なディナーをご一緒させていただきました。

そしてアルノ川の夜景です。昼とは雰囲気がまったく変わりとても幻想的です。

書きたいことがたくさんありすぎて、どんどん長くなってしまうので、今回はこの辺で。

 

イタリア生活も残り少なくなってきましたが、悔いのないように色々な経験をしていきたいと思います。

 

ではまた次回。

Arrivederci!!

ピサ留学日記④

2025年8月31日
留学日記 ドクターの日常

Ciao!!

ピサ大学に留学させていただいております柴田です。

 

今回はイタリアでの業務に関してご報告しようと思います。

 

イタリアでは日本の医師免許があれば手術に入ることができます。

しかしその手続きに関してはとても複雑でかなりの労力を費やしました。。。

またこの話は別の機会に😅

基本的に私の日々の業務は毎日手術です。

手洗いすることもあれば外から見学していることもあります。

私の部屋を用意していただいているのでこちらで着替えて手術室に向かいます。

専用のパソコンとプリンターもあります。

もちろん全てイタリア語なのでなかなかうまく活用できていませんが、、、

このパソコンで電子カルテもみられます。

スクラブが支給されており医師はほとんどこの緑のスクラブで過ごしています。

冬になると寒いのでそれぞれがパーカーなどを着ています。

白衣を着ている医師はほとんどいません。

ピサ大学病院では下記のようなスケジュールで毎日が手術日です。

月曜日

ロボット手術

火曜日

開腹、腹腔鏡手術(2列)

水曜日

開腹、腹腔鏡手術

木曜日

開腹、腹腔鏡手術(2列)

金曜日

ロボット手術

火曜と木曜日は2列、その他は1列です。

ロボット手術はPDが多いですが、そのほかにもDP、肝切除、腎臓摘出などもやっています。ロボットを使って門脈だけでなく動脈吻合も行っています。

ロボット手術専用の手術室があります。

また、ロボット手術室の中には自由に使用できるシミュレーターも設置されています。

開腹、腹腔鏡手術もさまざまです。やはり膵臓の手術が多いですが、この部門の名称はDivision of General and Transplant Surgeryのため、ヘルニアや大腸癌の手術から膵移植、腎移植まで幅広い疾患に対応しています。

もちろん手術室は禁煙です。笑

病院の建物内は禁煙ですが、屋外では自由なのです。

イタリア人は喫煙率が高く、特に女性の喫煙率が高いのが問題となっているみたいです。

これがイタリアの救急車です。

ピサ大学病院は救急センターも充実しているため、多くの救急車がやってきます。

手術室ではもちろんイタリア語なので話していることはさっぱりわかりません😅

外科医や英語を話せるコメディカルの方に色々教えてもらったり、翻訳アプリを駆使したり、なんどかコミュニケーションをとっています。

イタリア人は気さくな人が多いので(特に高齢の男性)、よくイタリア語でも話しかけてくれます。

 

難しいことももちろんありますが、とても楽しく過ごしています!

なにか聞きたいことがあればいつでもご連絡ください!

 

ではまた次回。

Arrivederci!!

ピサ留学日記③

2025年8月3日
留学日記 ドクターの日常

Ciao!!

ピサ大学に留学させていただいております柴田です。

 

今回はイタリアの食生活に関してご報告しようと思います。

イタリアの朝食は甘いクロワッサンにエスプレッソが定番みたいです。ちなみにクロワッサンは「コルネット」や「ブリオッシュ」と言われることもあります。

お昼はイタリア式サンドイッチ「パニーニ」や四角いピザ「スフィンチョーネ」を食べています。

本場のイタリア人はお昼は少食みたいです。

私が働いている病院では食堂はなくみんな売店でパニーニを買って食べています。

これが生ハムやチーズ、トマトなどが入っていて美味しいです。

そして夕飯・・・

イタリア料理の夕食は、通常、前菜(Antipasto)、第一の皿(Primo Piatto)、第二の皿(Secondo Piatto)と付け合わせ(Contorno)、デザート(Dolce)、そしてコーヒーという順序で構成されます。

 Antipastoは生ハム、チーズ、ブルスケッタが有名です。

 ブルスケッタはパンにオリーブオイルやニンニクを塗って焼き、具材を乗せたものです。

Primo Piattoはもちろんピザやパスタですね!!

本場のイタリア人は昼にあまりピザやパスタは食べないみたいですが、観光大国ですので昼でも多くのレストランで食べられます。

Secondo Piattoは肉や魚などのメインディッシュです。

ピサがあるトスカーナ地方では酪農が盛んなため、Tボーンステーキが有名です!!

他にも大きな豚肉を使ったアリスタという料理も有名です。

そして、もちろんDolceはティラミス、ジェラートですね!

パンナコッタやマリトッツォなども有名ですね。

ジェラートはたくさんの店があり、味も様々です。季節によってもメニューがかわります。

イタリアには美味しいものが多く、どこの都市に行っても多くの名物があります。

次に行く街の名物のご飯を探すだけでも楽しいですね!

皆さんがご存知のいいお店があったらぜひ教えてください!!

 

他にもブログに載せて欲しい内容があればいつでもリクエストください!

ではまた次回。

Arrivederci!!

ピサ留学日記②

2025年7月5日
留学日記 ドクターの日常

Ciao!!

ピサ大学に留学させていただいております柴田です。

今回はピサと大学について発信させていただければと思います。

 

ピサはイタリアの中心のトスカーナ地方にある街で、フィレンツェから電車で一時間くらいのところにあります。

フィレンツェはミラノとローマのちょうど中間です。前のブログでも書いたようにピサの斜塔で有名な街です。

 

ピサ大学はイタリアの中でも歴史の古い大学で設立は、なんと1343年です!!

日本では鎌倉時代と平安時代の間の南北朝時代に設立されています。

あの有名なガリレオ=ガリレイが在籍していた大学として有名です。ピサの斜塔からの落下実験は有名ですね。

またフィボナッチ数列で有名な、数学者のレオナルド=フィボナッチも在籍していました。

あの有名なダヴィンチコードにも登場していましたね。

 

ピサ大学には大学病院がSanta Chiara HospitalとPisan University hospital Cisanelloの2箇所あります。

Santa Chiara Hospitalは大学の近くで斜塔からもすぐのところです。

Pisan University hospital Cisanelloは中心街からバスで15分程度のやや郊外にあり、私はそちらに主に勤務しております。

病院の正面玄関です。外観は少しカラフルな感じです。

中はとても広く、何度も迷子になっていました…。

周りは自然に溢れており、すぐ裏側にはアルノ川が流れています。

こんな感じの自然にあふれる街で生活しております。

隣には新しい病院も建設中であり、2027年に完成予定です。

夏休みシーズンですのでイタリアに遊びにくる方がいればぜひ一報ください!!

 

次回は生活環境に関しても少し書けたらと思います。

Arrivederci!!

ピサ留学日記①

2025年6月4日
留学日記 ドクターの日常

Ciao!!

2024年12月からイタリアにあるピサ大学に留学させていただいております柴田です。

こちらでの生活や業務に関して少しだけですが、発信できればと思います。

 

私はイタリアにあるピサに留学しております。

 

ピサといえばやはりピサの斜塔ではないでしょうか。

もちろんすぐに行ってきました。

 

ご存知の通りイタリアに数多くある世界遺産の一つですね。

ちなみに世界遺産の登録数はイタリアが世界一です。

今回はイタリアのクリスマスから年末年始の報告をさせていただこうと思います。

私がピサに着いたのは12/24、そうクリスマスイブでした🎄

 

日本では12/25が過ぎればすぐにクリスマスムードはなくなり、新年モードとなりますが、イタリアでは新年になってからもクリスマスの装飾はそのままです。

 

至る所にこのような大きなツリーが飾ってあります。

 

ちなみに、イタリアで12/31まで仕事をして休みは1/1の元旦のみです。

ピサ大学病院では12/31に腎移植の手術をやっていました。

 

しかし、町のお店はクリスマスから年明けまで大型連休をとっていることが多く、街はとても静かでした。

 

1/6(月)が休日ということもあり、通常営業は1/7からという店が多かったです。

 

もし年末年始にイタリアに旅行を計画している人がいれば、ご注意ください。

 

クリスマスと関係あるかはわかりませんが、こんなクマの巨大なぬいぐるみもありました🐻

 

クマの後ろを歩いている人を見てもらえればその大きさを想像していただけると思います。

 

今後も定期的に更新させていただきたいと思います。

なにかリクエストがあればご連絡ください!!

 

ではまた次回。

Arrivederci!!

2025 PPSA in Hawaii

2025年3月8日
ドクターの日常 学会

初めまして、平成18年昭和大学卒業の岩瀬俊明と申します。今回ご縁があって昭和大学消化器・一般外科医局員の独り言に投稿させていただくことになりました。私は昭和大学を卒業し、初期・後期研修を行ったのちに千葉大学の臓器制御外科教室に入局し、乳腺甲状腺グループにて診療と研究に従事しておりました。同大学院を卒業後、日本対がん協会が主催するリレーフォーライフ・マイオンコロジードリーム奨励賞を頂き米国テキサスのMDアンダーソンがんセンターに留学しそのままリサーチファカルティとなり、現在はハワイ大学がんセンターにてファカルティとして臨床試験支援業務と橋渡し研究をしています。 

卒後は昭和大学とは離れた環境で働いていたのですが、今回私の大学での同級生であり親友でもある田代良彦君が青木武士先生率いる昭和大学消化器外科・一般外科チームとハワイで行われた環太平洋外科系学会に参加したことで、昭和大学チームと親睦を深めることができ、このブログの投稿につながりました。学生時代に田代君とは部活は違いましたが富士吉田の時からの仲で、環境は違いますが同じ志を持つ友人として今でも学生の時と変わらない関係を続けられており大変ありがたく思っています。 

 

 

今回は忙しい日程で時間も限られていましたので、近場でハワイの自然を感じられる場所としてドライブがてら東海岸に皆さんをお連れしました。人数の関係で若手の先生方はピックアップトラックの荷台に乗っていただいたのですが、思いのほか喜んでいただけたようで良かったです(ハワイでは一応合法となっていますまた観光客でにぎわうワイキ目抜通りを荷台から望むという貴重な験も提供することができました。途中静かすぎて一瞬後ろにいることを忘れて運転してしまいましたが、移動中に荷台で寝るというローカルなスタイルも観察し、若手の先生方の大物の予感を感じさせました。 

青木先生とは自身が一般外科のトレーニングを行っているときに学会でご挨拶した以来でしたが、ハワイで再会し色々と深い話まですることができてとても感銘を受けました。様々な話題の中でも、新しい世代の外科の先生のライフスタイル、人生観に合った働き方改革や医局運営のお話は特に心に残りました。理解あるフレキシブルな環境の下で伸び伸びと学べる環境はとても素晴らしいと思います。 

今回は短い間でしたが、また学会や旅行等でハワイに来られる際には是非お声がけください。昭和大学消化器・一般外科医局員の先生方のこれから益々のご活躍をお祈りいたします。 

 

                                                                                                                           文責:岩瀬俊明 

結婚式

2023年1月16日
ドクターの日常

はじめまして。

入局3年目の渡邊健でございます。

今回は医局のおめでたい出来事がございましたので、皆様にもお伝えしたいと思います。

文章が拙いので、写真多めでいきたいと思います。

井関先生

年明け、吉日に当医局の若手ホープ、愛媛のネイマールとの異名を持つ、井関貞仁先生(入局4年目)の結婚式が都内某所で執り行われました。

井関先生はお顔も整っており、普段は穏やかではありますが、内面には沸々と情熱を燃やしておられる、侮れない先生です。

新郎・新婦

新郎の爽やかさと新婦のお美しさに、真冬の寒空も吹き飛ばす様な、素晴らしい挙式でありました。

披露宴は新郎のご挨拶から始まります。少し緊張されているご様子でした。

医局みんなで!

新郎新婦のいない隙に、、、。

上部消化管グループの先生方、最高です!!

お食事も美味でした!

新婦から感動のお手紙の時間です。

井関先生の同期である笹本優先生は居ても立ってもいられず、ベストポジションからベストショットを狙います!

新郎から最後のご挨拶

 

楽しく、幸せな時間はあっという間で、つつがなく式は終わりとなりました。

今後も医局のイベントはもちろんでありますが、医局員の先生方の近況報告なども随時更新させていただきたいと思います。

ぜひ、ご覧ください!

文責:渡邊健(入局3年目)

ページトップへ戻る

TEL 03-3784-8541
〒142-8666 東京都品川区旗の台1-5-8
MAIL